作成者別アーカイブ: 編集者

vol.1137 「バースデーハガキでつながった絆」

vol.1137 「バースデーハガキでつながった絆」
さざん亭徳山店 原田 幸恵

さざん亭では、お子様のバースデー企画として、バースデーハガキにぬり絵を書いていただき、お誕生日の1週間前に投函しています。徳山店の担当は私です。今週分もいつも通りポストに投函しました。

翌日の19時頃「私、徳山郵便局の佐藤と申しますが、さざん亭さんが出されたおハガキが、3月3日に投函と書いてあるのですが、2月3日投函葉書とお間違えなのでは?」とお電話をいただきました。確認すると、2月3日に投函するハガキが残っており、3月3日投函分のハガキがありませんでした。郵便局の方が「おハガキは預かっておきますので、後日引き取りに来てくださいますか?」と言って下さいました。私は「ありがとうございます。必ず伺います。」とお礼を言い電話を切りました。

私が起こしたミスに気づき、心のこもった気持ちのよい対応をして下さった佐藤様に感謝の気持ちでいっぱいになりました。その感じた気持ちをお客様にも感じていただけるよう、今度は私自身が心のこもった接客を心がけ、後輩たちにも伝えていきます。

2015.04.10

vol.1136 「お客様から社員へ チームワークが作る美味しいお寿司」

vol.1136 「お客様から社員へ~チームワークが作る美味しいお寿司」
のん太鮨下松店 赤田 礼仁

私は今25歳です。小学校5年生の時から家族5人でのん太鮨下松店にお寿司を食べに行っていました。お寿司を握っている人に大きな声で一つ一つ注文して、それを正確にかつ迅速に握っている店員さんを見て“かっこいいな!”と素直に思っていました。「どんなふうに握っているのだろう?」「どんなふうにお仕事をされているのだろう?」と観察しながら食べていたのを覚えています

そんな私は、高校は工業高校、大学は農業大学、最初の就職先はイチゴ農園、次の就職先は工事現場への営業と、自分のやってみたい事ばかりを今まででしていました。アルバイトも多種多様に経験し“自分が楽しかったと思う職に就きたい!”“いい加減身を固めなければ”と思って仕事を探していたところ、なんとあののんた鮨が求人を出しているではありませんか。“昔憧れていた仕事につける且つ飲食接客は嫌いじゃない!”と思った私はすぐに電話をして面接を受けました。そして晴れてのんた鮨下松店で働くことになり、現時点で働いて1ヶ月と半月が経ちます。

社員になって気づいたことは、お客様が食べるお寿司・お料理へのお店側からの気遣いやそれに伴う社員一人一人の思いや働きを実感しました。握り場の人は目の前にお客様がおられる中、メインとなるお寿司を握り、お客様の注文を聞き、注文のお寿司を握り、注文を軍艦さんまたはホールさんに通し、お客様が美味しくお寿司を食べられるように動いています。ホールさんはお客様の注文を配膳し、また握り場に通し、お客様が帰られると席を片付けキレイにして次のお客様をお通しし、レジを打ちソフトクリームを作りお酒を運び等々、毎日バタバタしている姿を見ます。軍艦さんは握り場の注文通りに軍艦、巻物を作り、揚げ物お汁さんに注文をして、洗い物もして卵を焼き、次の日の仕込みをしています。“魚をさばく人、シャリを炊く人、特急をする人、お皿を洗う人など、どれか一つでも欠けたらダメなんだな”と社員になって初めて気づきました。“その一人一人の働きがあるから、お客様が美味しいお寿司・お料理が食べられていたんだな”と改めて知りました。

入社して、驚きと感動と楽しさと忙しさと、1ヶ月半なりに体で感じ思ったことをそのまま書きました。まだまだ半人前の半分の半分の半分の….といった私ですが、仕事を早く覚え、戦力の一員としてやれるように頑張りますので、皆さんこれからもよろしくお願いします。

2015.04.06

vol.1135 「お客様の顔色や体調を感じ取る心配り~F社長の感激」

vol.1135 「お客様の顔色や体調を感じ取る心配り~F社長の感激」
ベルゼ 川嵜 真希子

ある団体のOBの方々の宴会がありました。その宴会にご出席のF印刷会社の社長様が、一人のサービス係を探されました。

背の高い女性…名前が分からないので…彼女の名前は、国重幸子さんでした。ベルゼのサービス係の中でも一番身長が高い方です。その宴会のサービス係りとしては、シフトに入っていませんでしたが、一心の客入りが(残念な事に)悪かった為、急遽宴会の応援に入ってくれました。 「彼女!・彼女!間違い無い。」感激の表情で、お礼を言われました。「川嵜副支配人に伝えて~!」と藤麻社長からの伝言を、宴会場のバックヤードで聞きました。

実はF社長、前回出席された宴会の日、高熱ですごく体調が悪かったとの事。翌日から1週間近くお休みをされたらしいのです。(インフルエンザだった様です)しかし、その宴会が祝賀会だったので、無理をおして出席をされたのでした。サービス係のベルゼさん達より「F社長が今日は体調が悪そうで…。いつものお好みのドリンクを一切飲まれず、冷たい水・ホットウイスキー・生姜汁を作ってお出ししたり、おしぼりの交換を頻繁にしました。」との報告を受けていました。その日は二次会にも行かれず帰られました。

後日、藤麻社長が魚好人でご一緒になられた際、「祝賀会に出席した時、背の高い女性が凄く親身に世話をしてくれてお世話になったので、お礼が言いたい。」とおっしゃられていたそうです。

料理やドリンクの提供だけでなく、お客様の顔色や体調を感じ取り、“どうしたら、快適に過ごしていただけるか?”を自分達で考え、行動してくれる素晴らしい、サービス係に感謝の気持ちと誇らしさで笑顔になりました。 ありがとう!みんな!

2015.03.29

3月10日「本日回転!」 のん太鮨紙屋町店グランドオープン

3月10日(火)、広島市大手町に「のん太鮨紙屋町店」がオープン!!
のん太鮨としては5号店、広島地区としては「パセーラ店」に続き2号店です。

白木作りの落ち着いた雰囲気で、カウンター・ボックス席併せて52席。
個室(6人掛け2室、4人掛け2室)もございます。
座席にはタッチパネル端末を設置し、ご注文にスピーディに対応いたします。

ネタは自信の「のん太クオリティ」。地元広島の魚市場などから取り寄せる
瀬戸内の新鮮な魚介類を中心に、上質な鮨をお値ごろな価格でお届けいたします。

市内へのお出かけや、お仕事帰りに、ぜひ「のん太鮨紙屋町店」へ起こし下さいませ。

地図はこちら

 

〒730-0051 広島市中区大手町1-4-5 アロハビル2階
電話 082-236-8311
営業時間 11:00~22:00

 

vol.1134 「代金をいただくのを忘れて」

vol.1334 「代金をいただくのを忘れて」
魚好人 蔵本 巌

1月某日(土)、20時過ぎぐらいに2名のお客様が計算してくれと言われたので、私がレジ打ちしてお客様に金額をお知らせしました。すぐにお金がいただけると思い待っていましたが、雑談をされていたので、他のお客様のオーダーの仕事をして、そのお客様からお金をいただくのをすっかり忘れて、お帰ししてしまいました。次のお客様の精算の時、やっとその事に気が付きました。

私は真っ青になりました。予約伝票にお客様の電話番号が書いてあったのですぐに電話しました。私が「大変申し訳ないのですが飲食の代金をいただいていないと思うのですけど…」と切り出すと、お客様は大変ご立腹になられて、「お前バカにするのもいい加減にしろ!私が払わなくて帰る訳なかろうが!」と5分くらい捲くし立てられました。

私はどうして良いか分からず「申し訳ありません。私が間違っていたと思います。今の事は忘れて下さい。」と言いました。お客様は「いいや!これほどバカにされたことはない。今から支払いに行くから待っちょけ。お前のとこは、フジマグループじゃったのう~。」そう言葉を残されて電話を切られました。

私は“店にお客様が来られたらどうしようか…”そればかり気になって仕事が手につきませんでした。お客様の顔が見えたので、すぐに店の外に走りました。お客様と目が合うなり、お客様の方から「本当に払ってないのか?」「はい、そうです。もし私が間違っていたら、土下座して謝ります。」私がそう言うと「わしが払ってないんか?」と、しぶしぶ18,800円をお支払いいただきました。

私が一番悪かったのは、1組のお客様の精算を終えずに次のお客様の接客をしてしまった事、お客様が帰られる前によく確認しなかった事だと思いました。アンコウ鍋コースがすごく旨かったと言われて2回も来られたお客様でしたが、もう魚好人に来られる事はないと私は思っていました。

それから2日後、果物屋さんから魚好人宛てにフルーツが届きました。果物屋さんの奥様がよく知っているお客様だったらしく「お金を払わずに帰ってしまって迷惑かけたから、よく謝っておいてくれ!」と言われたそうです。私はすぐにお客様に電話して「大変申し訳ありません!私がもう少し早く気が付けば…」と丁寧にお詫びをしました。

私はクレームに関して電話で精一杯の言葉で対応したつもりでしたがものすごく怒らせてしまって反対に自分が縮こまる思いでした。言葉一つ一つの大事さがつくづく分かる一日でした。

2015.3.6

vol.1133 「八丁櫓&のん太鮨の夢のコラボ」

vol.1133 八丁櫓&のん太鮨の夢のコラボ
八丁櫓 中村 英太郎

先日、80名様の新年会の予約をいただきました。80名様の席は八丁櫓の1階席がすべて埋まる大人数です。その日のディナータイムは貸しきりとなりました。

予約の話を持ちかけて下さった時、すでに清水MGと山本調理長との間で、お鮨はのん太鮨と決まっていました。日が迫ってくるにつれて、山本調理長の豪華な献立が完成、森永店長はホールの食器の手配・人員配置などなど、そして山崎さんは本丸に東洋美人に雁木と欠かせないお酒の注文、みんな抜かりなく手配完了。むつみ工藝の村上さんも3日前に備品を無理に注文したにもかかわらず「間に合わす!」の一言で見事当日までに納品。

そしていよいよ当日、清水MGとのん太鮨下松店から石田店長・赤田さんとお勧めの魚さん(ネタ)が来てくださり、八丁櫓のカウンターに立ちののん太鮨をオープン。やっぱり清水MGはデカカッタ!
乾杯をしていよいよスタート。コース料理はさておき、皆様ど~んとカウンター前に大行列。これはさすがにみんなびっくり。そりゃ~も~握りに追われっぱなし!まさかの展開でしたが、3人のチームワークで無事乗り切りました。清水MGの巧みな接客握り・包丁使い、石田店長の握り、赤田さんの炙りに、みんな虜になっていました。

ここで花一輪!当日幹事さんの声が通らないことを予測し、天の声のお告げを受けた森永店長はマイクをどこかで借りてきていました。さすが素晴らしい!お・も・て・な・し。当店自慢の接客人員も、華麗なステップで各担当席を満面の笑顔で接客。7名で何とか無事に大きな事故もなく終了。皆さん本当に大満足されていました。のん太鮨と合同でのおもてなしは、すごくいい経験になりました。清水MG、石田店長、赤田さんお疲れ様でした。みなさんにエネルギーを分けていただきました。
2015.2.17

vol.1132 「ラストスパート 」

vol.1132 ラストスパート
のん太鮨山口店 吉村 功

毎年春になると、のん太鮨山口店では学生アルバイト達の卒業シーズンとなります。今年もM田君、M上君、F川君の今まで主力となって働いてくれた三名が、もうすぐのん太鮨山口店を巣立っていきます。
今回の年末年始は、卒業を控えたこの三人にとっては過去の年末年始と比べて思い入れがあったことでしょう。先輩の三人が中心となって、年末年始を初めて経験する新人の多かった営業を、問題なくこなしてくれました。そのおかげもあり、のん太鮨山口店では、実に6年ぶりとなる3日連続の大入り達成出来ました。
この三人が社会に旅立ち、のん太鮨山口店で培ったものを何らかの形で活かしてくれ、そしていつかのん太鮨山口店で働いていて良かったと思ってもらえる日が来れば、これほど店長冥利に尽きる事はないと思います。三人共、あと少しの期間だけど、ラストスパートで顔晴れ!
私も早いもので、今年で30代最後の一年を迎えましたが、まだまだ若い者達には負けずに顔晴っていきます。
2015.1.19

vol.1131 「年始早々のお年玉」

vol.1131 年始早々のお年玉
のん太鮨マネージャー 清水 猛之

2015年の新年を迎えた4日の日曜日の昼頃に、のん太鮨下松店の脇本副長から電話がありました。少し風邪の引き始めっぽい声でした。「MG、昨年のお正月にお持ち帰りのお客様で、醤油とガリを入れ忘れて、私が家まで持って行って謝ったお客さん覚えています?」との質問。そのお客様から1年ぶりにご注文をいただき、寿司を取りに来られた様です。
そこで脇本副長が勇気を持って一歩前進しちゃいました。「昨年ご注文頂いた時、醤油とガリを入れ忘れて申し訳ありませんでした。」と、お客様に伝えるとお客様の顔がパッと明るくなり、「あらっ!覚えていてくれたの?・・・」それから話も盛り上がり「またちょくちょくお願いするわね!」と言われて軽い足取りで帰られた様です。その話を伝えている脇本副長も嬉しそうで、こちらも年始早々お年玉をもらった気分になりました。
私は接客は時には少しの“勇気”が必要な時があると考えています。今回のようにクレームの方達に接する際はなおさらです。言わなくても済む一言を、勇気をもって言えた脇本副長は偉いと思います。その行動こそがフジマらしいスタンスだと思い反省もさせられました。
3月にのん太鮨としては5号店、広島進出2号店が開店します。石田店長が加入して以来、のん太鮨下松店は1号店としての更なる輝きを放ち始めています。
全店がそれぞれの責任をいつも意識・行動し、のん太鮨としてのチームワークを広げていきます。
脇本副長、ありがとう!・・・しかし今年は少しおやつを減らしなさい。
2015.1.12

vol.1129 「お客様からいただいた仕事の励み」

vol.1129 お客様からいただいた仕事の励み
のん太鮨下松店 石田 純司

11月11日ポッキーの日の出来事です。ディナーに、常連のK様がご来店。普段はランチの終わりかけの頃にご夫婦でご来店される、メガネをかけ髭をはやし、とっても特徴のある笑顔が可愛いおじい様です。

その前日もK様はご来店され「店長によろしく!」と言われて帰られたと、日報に記載してあるのを確認していたので、すぐに私は「昨日もご来店されたようで、今日もありがとうございます。」と話をすると、ビックリされて「そうそう、店長に渡したいものがあって…」と言われ、紙袋にいっぱい入った柏餅をプレゼントされました。私は「えっ、どうしたんですか?私にですか?」とキョトンとしてしまいました。「店長には心配をかけたからね。お礼に…。」“ん~!自分は何もK様にしてあげてないのに、なんでだろう?”とちょっと不思議に思いました。
K様との出会いは、そう「中トロ鉄火」での会話です。中トロ鉄火は人気商品で、無い日もあります。売り切れになるのも早い。このことがきっかけで、話をすることになったのです。初めて出会った日「中トロ鉄火は今日はご用意できないんですよ。すみません。」「そうなんだ。残念だな~。」と、その会話から色々と話が広がりました。また次にご来店された時は「今日はありますよ。」と私から声をかけたので、また会話も弾みました。

ある朝、藤井君と握り場で「最近そう言えばK様がご来店されないね。」と二人で話をしていたら、ランチタイムに藤井君が「店長、店長~!」と私を呼ぶので、どうしたんだろうと思いながら振り向くと、ちょっとやつれたK様がレジ前に立っておられました。話を聞くと病気で入院されていたとの事。「どうしたんだろうと心配していたんですよ。」と話しました。病院の先生から塩分取り過ぎで食事制限をされたらしく、「大好きな中トロ鉄火がもう食べられないのが残念でならない。」と言っておられました。私自身、K様に対して何もしていないのに、逆に嬉しい言葉とプレゼントまでいただき感動です。他愛もない会話や、ただただ心配で声を掛けたことで、お客様が喜んでくださり、逆に感動をいただけるなんて幸せです。これこそ≪仕事の励み≫です。

因みにどうしてプレゼントが「柏餅」かと言うと、以前飲みに行こうと誘われた時に、私は酒が飲めないという事と、甘いものが好きという事を伝えたからです。
2014.12.9

vol.1128 「ふるさと納税」

vol.1128 ふるさと納税
魚好人 蔵本 巌

先日、自分の税金対策のつもりで、ふるさと納税をしに市役所に行ってきました。柳井市民なので、ふるさと納税をしても、寄付行為にあたるので、「粗品はありませんけど・・・」と言われ、私は「いいですよ。」と言ってその場を後にしました。
それから1週間もしないうちに、井原市長が魚好人で宴会をしてくれました。帰り際に「貴重なお金をありがとうございました。」と言われました。 その次の日、鍵山副市長が来られて宴会をされ、その次に財政課長の方たち10名で来られて宴会をして下さいました。
自分の税金対策のつもりでしたことがお店にとってはとても有難いことでした。 私はとても恐縮して申し訳ない気持ちになりました。
2014.1130