vol.1070 「温かい気持ちになって」~23年度新入社員投稿 2011.6.12
のん太鮨パセーラ店 山本 章平
新入社員研修を終えのん太鮨パセーラ店で働き始めて2ヶ月、ここでの仕事は毎日が新鮮でとても楽しいです。
お店というのはお客様がいて成立するものであり、そのお客様に対するサービスや気配りは常に考えなければいけません。
私がのん太に入ったのは2年前のアルバイトからでした。その当時、接客は恥ずかしくて疲れそうだし、そもそも自分には向いていないと思い、直接的にはあまりお客様と関わりのない裏の軍艦を担当していました。
しかしある土曜日、ホールの人数が足りずバッシングが間に合わなくなり、裏の私がホールに出ることになりました。バッシングに向かおうとしていた私に、ボックス席に座られていた家族連れのお客様が「おしぼりをください。」と言われました。「お待たせしました。」と持って行くと、お客様は「ありがとう」と笑顔で言ってくださいました。それはこれまでの仕事では感じた事のない、とても温かい気持ちになった一瞬でした。
私は接客に対するイメージというものが変わり、それからはお客様の前で働きたいと思うようになりました。今は握り場で常にお客様と関わっているという状況です。接客はとても緊張するし、まだまだわからないこともたくさんあります。しかしお客様の笑顔、食事という一日の心安らぐ時間を、私たちに預けていただけるということをありがたく大切に思い、そのお客様に期待値以上のおもてなしができるようこれからも日々パワー全開精進していきます。
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vol.1069 「誠意ある対応」~23年度新入社員投稿
vol.1069 「誠意ある対応」~23年度新入社員投稿 2011.6.11
さざん亭柳井店 布村 絵梨
GWのある日のランチタイム、カウンター席に座っておられるお客様に私が料理を運んでいるときの事でした。
さざん亭の料理は食器が立派で重く、いつも運ぶ時に緊張します。特にカウンター席は人と人の間から料理を置かなければいけないので難しいです。GWということもありバタバタしていたので、私は少し急いでいました。そのせいか、置こうとしたときにトレーが傾いてしまい、お味噌汁をこぼしてしまいました。幸い火傷はされていませんでしたが、お客様のズボンの裾に少し汁がついてしまい、過去にこんなに焦ったことはないんじゃないかというくらい焦りました。
私はすぐに謝罪して「火傷はございませんか?お洋服は大丈夫ですか?」と心配の言葉を掛けました。お客様はそこまで怒っておらず、「あなたの服も大丈夫?ちゃんと避けなくてごめんなさいね。」と言ってくださりました。自分の制服を見てみるとズボンに味噌汁が結構かかっていて、それに気付かないくらい焦っていたようです。
その後は新しい味噌汁をお持ちして、お連れ様の料理を運ぶ時もお詫びをして、その方が帰られるときに店長に「もう一度謝って来なさい。」と言われたので外まで追いかけて「本当に申し訳ございませんでした。」と謝りました。すると「本当に大丈夫だから、気にしないで。」と言ってくださり、私の研修生という名札を見て「怒られるかもしれないけど頑張ってね。」と励ましの言葉まで下さいました。
お味噌汁をこぼし、服を汚してしまい、せっかく食べに来てくださったのに不快な思いをさせてしまったにも関わらず、このような言葉をかけていただいてすごく嬉しい気持ちになりました。“もう絶対にこのようなミスはしない。このお客様のためにも頑張ろう!”と思いました。また誠意を持って何度も謝ることはすごく大事だと感じました。
少しは慣れてきましたが、まだ料理を運ぶ時は不安があります。でも以前よりも注意して丁寧に運ぶよう心掛けています。これから先、ミスしないのが一番ですがやはりトラブルはあると思います。でも失敗よりもその後の対応が大切だと思うので、お客様に誠意を持って接していきたいと、この出来事を通して強く感じました。
vol.1068 「花一輪の心」~23年度新入社員投稿
vol.1068 「花一輪の心」~23年度新入社員投稿 2011.05.22
さざん亭徳山 村中 智美
本年度フジマグループの社員として入社し、さざん亭徳山店に配属となりました村中智美と言います。研修期間も終わり、今毎日たくさんのお客様を前に接客をしています。
色々と教わりオーダーが取れるようになった時の話です。お客様から「研修生ですか?頑張ってくださいね!」とか「良く出来ましたよ!合格ですよ。」と声をかけていただくようになりました。そんな風にお客様から声をかけてもらったりすると、とっても嬉しくて“今日も一日頑張ろう!”と勇気とやる気をいただいた感じがします。
今はまだまだ不安や慣れないことでオロオロして先輩方に大変迷惑をかけています。でも先輩方は優しく教えていただいて感謝の気持ちでいっぱいです。
研修生ということもあり、今はお客様からフレンドリーに話しかけていただいていますが、フジマグループの社風にある「花一輪の心」を一人でも多くお客様に自分から行動できるよう、先輩方を見習って【積極的にフレンドリー】を目標とし頑張っていきます。
vol.1067 「また来るね」~23年度新入社員投稿
vol.1067 「また来るね」~23年度新入社員投稿 2011.05.22
のん太鮨下松店 高杉 直樹
4月に入社して研修も終わり、少しずつですが今の仕事にも慣れてきつつあります。のん太鮨ではお客様との距離が近く、研修中で体験させていただいたさざん亭とは違い、今でも常に緊張します。
ある日、ご来店されたお客様が席に着いて、少し時間が経ってからキョロキョロと何かを探し始められました。私は思い切って「何かお困りですか?」とお伺いすると、ぽん酢が欲しかったそうなのですぐにお持ちしました。その後もお水をお持ちしたりして、私としては当たり前の事をしただけなのですが、そのお客様からすごく感謝され、「また来るね。」と言って帰られました。
のん太鮨ではまだ少ししか働いていませんが、これからも些細な事にも気づき、常に攻めの気持ちで積極的に行動し、お客様をはじめ様々な人に愛されるような人になりたいです。
vol.1066 「みんなに支えられて」~23年度新入社員投稿
vol.1066 「みんなに支えられて」~23年度新入社員投稿 2011.05.22
のん太鮨下松店 相川 諒
研修ではいろいろといい経験をすることができました。
私は柔道をやっていた関係か、体を動かして覚えることは得意ですが、頭を使って覚えるのは不得意で、社是や行動指針などなかなか覚えられず、すごく苦戦しました。途中覚えられない自分が悔しく泣いてしまいました。しかしマネージャーや同期のみんなが、私が出来るまで待って下さり嬉しかったのです。ありがとうございます。
現場研修ではいろんなお客様と出会うことができました。その中で特に印象に残っているのは、お座敷の6名のお客様です。
そのお客様はご注文されるメニューが決まっていたらしく、お茶を持っていった私にすぐ注文されました。私はハンディを持っていなかったので、持っている方にお願いしようと思いましたが、皆さん忙しかったので、持っていたメモ用紙でオーダーを取りました。お客様ははじめ早口でしたが、書き易いように途中からゆっくり料理名を言って下さいました。最後に「研修生じゃったんやね。ごめんネ。がんばりぃよ。」と言っていただきとても嬉しかったです。
これから仕事をする中でいろんな方々と出会うチャンスがあると思いますが、その出会いを大切に頑張っていきます。
約5年間さざん亭モール店でアルバイトをしていました。部活の関係であまり出勤できない時もありましたが、モール店の皆さんが影ながら支えてくださったので今の自分がいるのだと思います。これからも宜しくお願いします。
vol.1065 「初心」~23年度新入社員投稿
vol.1065 「初心」~23年度新入社員投稿 2011.05.22
のん太鮨防府店 吉森 和樹
約2週間の研修を経てのん太鮨防府店に配属され、もうすぐ1ヶ月がたとうとしています。この間たくさんの人達を通じ多くの事を学びました。
私は以前マクドナルドでアルバイトをしていました。その時は正直な気持ちを言うと、お客様がたくさんお店にいらっしゃるとあまり嬉しくはありませんでした。時給で働いている私達にとっては、忙しくても暇であっても、1時間働けば700円なのだから、“楽な方がいいじゃん”としか思っていませんでした。
しかしこのフジマでの研修を経てその考えは丸きり変わりました。社長が講話の際こうおっしゃいました。「みんなのお給料は誰が払っていると思う?」と。私はこの言葉を聞き、もちろん社長や部長等の上層部の方だろうと思いました。しかし答えは違いました。「お客様」と社長はおっしゃいました。今思えばそれはとても当たり前の事です。お客様がご来店して下さって、私達が提供するサービス・商品をお金で買っていただく事によって、私達は生活できているのです。これが私がフジマに入社し学んだ、とても大切でこれから何を行なうにせよ基礎となるモノです。
のん太鮨防府店で、私は毎日握り場で17グラムのしゃり玉をつくりながら、時にはオーダーを取ったり商品を出したりしています。その時、私はよく親切なお客様と出会います。一度にたくさんの注文をされ、私の『研修生』と書いてある名札を見て、「大丈夫か?」と心配して下さるお客様。お寿司を一生懸命受け取ってくれ、「ありがとう。」と言うと、「どういたしまして。」と笑顔で言ってくれるお子様。このお店で働きお客様への感謝の気持ちを改めて学んでいます。
そしてこののん太鮨防府店には、とても親切で個性的な人が多いです(笑)。時には、厳しくご指導して下さる方や、いつもおもしろくご指導して下さる方。そんな十人十色のお客様、従業員がいらっしゃり、今の自分がいるのだと思います。ここでも私は感謝の気持ちを持つ事を学びました。
私には親がいて、会長がいて、社長がいて、鶴崎部長がいて、盛矢先生がいて、有吉マネージャーがいて、清水マネージャーがいて、石田さんがいて、研修中ご指導して下さった方々がいて、同期の社員がいて、同じ職場で働く人達がいて、お客様がいて、たくさんの人がいて今の私があります。全ての人に感謝する今のこの『心』を忘れず、これからも頑張ります!
vol.1064 「心を込めて誠意ある対応を」
vol.1064 「心を込めて誠意ある対応を」 2011.03.03
のん太鮨山口店 藤井 元貴
「プルルル」「プルルル」朝礼中、1本の電話が鳴りました。「昨日の夜お持帰りをしたんですが、金額が違うんですけど・・・。」とクレームの電話。お客様に内容をお伺いすると、『上盛り』を頼んだのに、レシートには『特上盛り』で会計されているとの事でした。
急いで清水MGに連絡をとり、クレームの内容、さらにそのテイクアウト商品はネタの品切れが多くお客様に十分満足いただけるものではなかった事を伝えると、それなら「もう一度のん太鮨の美味しいお鮨を完全な形で食べていただこう。」ということになりました。
お客様に会計の事だけでなく、昨日のネタが不完全な状態での提供になった事も謝罪し、返金だけでなく、新しいお鮨をお持ちすることを約束しました。
そしてお客様の家に謝罪に伺うと、怒られた様子もなく、むしろ「お鮨までわざわざありがとうございます。」と逆に感謝され、「また注文します!」との言葉をいただきました。
たとえクレームが起きたとしても、今回のように心を込めて誠意のある対応を迅速にしていけば、お客様との距離が縮まり、悪い印象も良い印象に変わるものだと改めて学ばせて頂きました。
今後も地域1番店を目指し、お客様に愛されるお店にしていきたいです。
vol.1063 「笑顔の秘訣」
vol.1063 「笑顔の秘訣」 2011.03.01
さざん亭三次店 濵中 一恵
先日森永店長に『笑顔の接客が出来る秘訣』を聞くと、「パントリーで笑わせてやりんさい。」という名言が返ってきました。
“そーなんじゃ、注意するばっかりじゃダメなんじゃ・・・。お客様に喜んでいただく為に、みんなで和気あいあいとやろう!(馴れ合いではなく)”
お客様の前では『笑顔』、振り返れば『真顔』。今まで私の中の接客という仕事は、大げさに言えばそのようなイメージでした。
さくら坂のねぇさんや森さん、着付け教室の石田様など、今でも口を開けば「森永店長は素敵な笑顔の持ち主だった。森永店長サイコー!」と褒めちぎります。
顔のしわ、表情は形状記憶です。将来、人生の年輪を感じさせる素敵なしわを刻み、笑っていなくても笑っているような、表情の可愛らしいおばあちゃんになることを夢見て、日々笑いのセンスと笑顔に磨きをかける私です。
vol.1062 「お客様との素敵な出会い」
vol.1062「お客様との素敵な出会い」 2011.02.24
八丁櫓 森永 孝之
1月の忙しかった水曜日の13時頃、ウエイティングが数組になった所にマスク姿の女性が立っていらっしゃいました。何とその方は10年来のさざん亭三次店でのお客様、M本様の奥様だったのです。
初めてM本様ご夫婦に出逢ったのは新入社員だった頃でした。箸かスプーンを落とされたのに気が付きお持ちしたところ、とても喜んでくださり、ご意見ハガキにもお褒めの言葉を頂きました。初めて頂いたお褒めのハガキが、初めて頂いた給料よりも嬉しくて、俄然ヤル気になった事を今でも覚えています。
そのM本様ご夫婦が次の年の春また来店されたのです。しかも偶然にも前の年と同じ席に。ご夫婦で「また同じ席だね。」の様な会話をなさったので、“もしかして!?”と思い話しかけてみました。するとやっぱり1年ぶりのご来店のM本様で「毎年春には山口市から桜を見に来るんだよ。」とおっしゃいました。その時もお褒めのハガキを頂いたのでお礼のハガキを出しました。
初めての出逢いから3年目の桜が咲く頃、“今年も来られるかな?”と、名札の裏に『M本様』とお名前を忘れないようにメモを入れ、ドキドキしながら日曜日の営業をしていました。何回目かの日曜日にM本様はいらっしゃいました。準備万端でしたので「1年ぶりですねM本様。いつものお席に!」とご案内することが出来ました。“俺最高!”と心で大きくガッツポーズ!
それからは年2~3回程来店して頂き、「副長になったんです。」「子供が産まれました。」と報告したり、年賀状等のやりとり等しながら約10年。来店の度に褒めて下さるM本様ご夫婦が大好きです。
昨年の夏、八丁櫓に転勤になった事をお知らせしなければならなかったのですが、ズルズルと気が付けば年賀状での報告となってしまいました。
それから数日後、ご夫婦で八丁櫓にいらして下さいました。今までと違う場所にいる自分の方が緊張してしまいましたが、いつもの優しい笑顔で私の働く姿をわが子の様に見守って下さいました。良いお客様に巡り合えたこと、良い関係を継続させて頂いていることで、私自身の仕事に自信と誇りを持てるようにもなりました。
八丁櫓では、毎日多くのお客様に来店して頂いています。そのお客様に対し、出逢いのきっかけを創れるのか、そのままお帰り頂くのか・・・1年~2年後には大きな違いが生まれます。きっかけとは、会話だったり、笑顔だったり、優しさだったり、何でもいいんです。何かお客様の印象に残れば。後は自分の工夫次第で距離はどんどん近くなっていきます。そこがまた飲食業での接客の楽しさ、やりがいだとも思います。
今、八丁櫓のホールには10人の社員・パートさんが働いています。そのスタッフそれぞれが、お客様と楽しそうに会話をしている姿、段差を気遣いながらご案内するする姿、大きな声で返事をする姿、最後までお見送りをする姿、そんなお客様とのスタッフの接点を見ることが今一番嬉しく感じる仕事です。
今日も八丁櫓で素敵な出逢いがあります様に!