vol.1151 「仕事が楽しくて~2年間を振り返って」
八丁櫓 玉木 綾香
私は入社して2年が過ぎました。私にとってこの2年は多くの方と出会い、多くのことを学んだ濃い日々でした。
八丁櫓は祝い事や法要など様々な用途で利用するお店なので、何のお祝いがあるのか?何回忌があるのか?等、一からの勉強でした。仕事では楽しくて嬉しいことが沢山あると共に、失敗することも多く、上手くいかない自分に腹が立ったり、“私って必要されているのかな”…等と悩んだりすることもありました。
サービス業というのは、一般の方が休みの時が仕事なので、なかなか友達と遊べません。周りの友達が羨ましく思うこともありました。
でもそれ以上に接客が好きという気持ちが大きく、お客様の笑顔を見ると幸せになれるし「美味しかったよ。」「また来るね。」そんな言葉をかけて下さるのがとても嬉しいので、どんなにきつくても頑張れるのです。
だんだん仕事にも慣れて任される仕事も増えてきました。自分の出来ることが増えたり、自分のしたことでお客様が喜んで下さったりと小さな積み重ねが自身の成長に繋がるんだと感じました。
先日、職場の教養で『三つの基本』というのがありました。自分に置き換えて考えると、“忙しいときは何かをしながら挨拶をしてしまっているな”と反省しました。入社当初の研修で『隣と合わせることを意識する』『角度を揃える』と何度も何度も練習したことを思い出しました。あいさつ一つにしろ、基本ができてないと駄目なので初心に戻り、一人一人に感謝の気持ちが伝わるように心がけたいと思います。これを読んで改めて何事も基本って大事だなと感じました。最初から完璧にできる訳がない。辛くても頑張るからこそ楽しさを実感できるんだと思います。辛かった時期を乗り越えた今、この仕事が楽しくて仕方ないです。
私がいつか教える立場になったとき、自分がしてもらって嬉しかったこと、ためになったことを伝えていきたいと思います。大好きな接客を仕事にでき、フジマに入って本当に良かったと思いました。まだまだ3年目の未熟者ですが店長、副長をはじめ、パートさんの良い所をマネし接客対応を磨いて磨いて磨いて……この人が居るから八丁櫓に来たい、そう思われるような接客員になりたいと思います。
2015.05.17