vol.1163 「看板を背負って行動」

vol.1163 「看板を背負って行動」
本社管理部 前田 正幸

一昨日の事です。仕事を終えて帰宅の為、自家用車を運転して数百メートルの所で、一部道路が狭くなっており、かろうじて離合できる所があります。
その日は、たまたまそこにある会社の無人の軽四のライトバンが、あまり幅寄せしていない状態で止まっていました。離合が厳しく少し待っていると、荷物を抱えた運転手が、お客様の家から出てきて、荷物を車に積み込み、何のアクションもなく、涼しい表情で運転席に乗り込み車を走らせました。
「すみません。」の一言、せめて、会釈の一つは当然と思っていたので、唖然としました。一瞬、そこの会社には一生涯お世話になることはないだろうと思ってしまうほど、ある意味ショックでした。
基本的な運転マナーの励行は、絶対に必要だと思います。よく狭い道路ですれ違う場合、先に停車してくれた運転手に対してのお礼の表現方法として、男性は、手を上げる場合が多いと思いますが、女性は、軽く会釈するのが、感じが良いのではないかと思います。やはり、お礼の気持ちを表現することは、大切な事だと思います。
前述の様に、営業車両利用時においての、お礼の表現の必要性は言うまでもないと思います。ある意味、看板を付けて(背負って)行動しているのだから…
フジマグループにはそんな社員はいないと思いますが、お客様はよく見ておられるもので、我々の些細な行動一つで、その会社(店舗)のイメージが一変してしまう可能性もあります。
もし心当たりがあれば、謙虚に改めたいものです。少なくとも「人の振り見て我が振り直さず」だけは避けたいですね。

2012.07.12