vol.1030 「問題解決は行動」 2009.11.22
代表取締役社長 藤麻 一三
猫が屋根の上に3匹います。そのうちの1匹が「よし、飛び降りるぞ!」と決めました。さて、屋根の上には何匹残っていますか。
答えは
3匹ですね。
いくら決断しても行動を起こさなかったら何も変わりません。皆さんは目標を持っていますか。それを紙に書いていますか。いくら目標を持っても、何もしなかったら屋根の上の3匹の猫です。まずは紙にその目標を書きましょう。そのことにより「行動」を起こしたことになります。
目標を持つ前には「夢」が必要です。大きな夢を持っていますか。その夢に日付をつけると目標に代わります。その夢を数値化すると目標に代わります。目標は段階を追って立てないといけません。目標があるから計画を立てます。この目標を達成するための行動計画です。夢があるから目標を設定できます。目標があるから行動計画が立てられます。計画があるから実際に行動できるのです。行動するから結果が出てきます。
その結果が良ければ自信がつきます。その結果が良くなければ反省し改善できます。いわゆる「Plan→Do→Check」です。
いずれにしても行動しないと何も生まれません。その根本は「夢」です。皆さん夢を持ちましょう。その夢に日付をつけましょう。その夢を数値化しましょう。
実はここがちょっと難しいのです。ちょっと説明しましょう。ダイエットするは夢です。これを目標にしますと「3ヶ月で3キロやせる。」となります。英語が上手になりたい。これは目標ではなく「夢」です。目標にしますと「1年後に英検2級に合格する。」となります。この目標を紙に書き計画を立てましょう。
夢は叶うためにあります。素晴らしい夢を持ちましょう。
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vol.1029 「きちん10 ちゃん10」
vol.1029「きちん10 ちゃん10」 2009.11.19
代表取締役社長 藤麻 一三
友人から「年末の挨拶状」が届きました。愛知県で、居酒屋のチェーンを経営するジャパン興業株式会社の赤塚久男会長と、その息子さんの赤塚元気社長からです。この会社が展開する居酒屋「寅゛衛門」は、全国居酒屋甲子園のグランプリを獲得したことで知られています。
さて、その挨拶状には、「きちん10 ちゃん10」なる標語が書かれてありました。皆様の来年のご多幸をお祈りして、ここに紹介させていただきます。
良いお年をお迎えください。
Japan’s mot10
「きちん10 ちゃん10」
1 感謝はきちんと言葉で ちゃんと伝える
2 あいさつはきちんと先に ちゃんと目を見て
3 そうじはきちんと磨いて ちゃんと戻す
4 整理はきちんと分けて ちゃんと捨てる
5 整頓はきちんとしまって ちゃんと取り出す
6 スピードはきちんと正確 ちゃんと丁寧
7 報連相はきちんと伝えて ちゃんと確認
8 責任はきちんと果たして ちゃんと明確
9 借り物はきちんと返して ちゃんとお礼
10 物事はきちんと筋道 ちゃんと徹底
vol.1028 「人生について」
vol.1028 「人生について」 2009.11.16
代表取締役社長 藤麻 一三
皆さんに質問です。
人生は思い通りになりますか。それとも思い通りになりませんか。
私は思い通りになると信じています。その方が人生楽しいですよね。
ではどうしたら思い通りになるのでしょうか。
その方法は人生の最終ゴールを設定することから始まります。つまり「いつ(何歳で)死ぬか」です。そして「死因」は何でしょうか。ここからが大切です。大人として冷静に考えてください。死ぬ時に自分が自分に何と言いたいですか。周りの人はあなたに何と言っていますか。これが人生の大きな目標になります。
私は死ぬ時に「最高の人生やったな。素晴らしい妻と子ども達。仕事も思うように進み幼稚園も順調や。本当に皆さんのおかげや。感謝。感謝。」と言いたいです。また周りの人からは、私は先生ですからこう言って欲しいのです。「先生のおかげで素晴らしい人生になりました。先生の教えは本当に素晴らしいです。これからも多くの人に広めていきます。先生ゆっくり休んで下さい。ありがとうございました。」と。つまり感謝され感謝する人生を私は望んでいます。
人生は一日一日の積み重ねです。この一日が思うように進まないと人生は思うようになどなるわけがありません。私は寝る時に「最高の一日やな。感謝。感謝。」と思って寝ています。もう一つ、「今日は誰かに感謝されるようなことしたかな。」と振り返っています。ですから私の人生は確実に感謝し、感謝される人生になります。
では一日を思い通りに進めるにはどうしたらいいのでしょうか。まずは計画を立てましょう。一日の計画です。できるだけ細かく未来を予測して書くのです。頭の中で考えるだけではダメです。手帳に書かないといけません。その計画は前日までには出来上がっていないといけません。後はその計画通りに行動するだけです。
しかし、必ずしも計画通りに進むとは実際限りません。その時は即計画をその場で変更します。その時からまた予定通りにコトが進みます。一日が思った通りに進むのです。どうでしょうか。さらにこれが世のため人のため一生懸命に一日一日の実践を積み重ねていくと「人生は思った以上になる。」のです。どうですかこの言葉。素晴らしいとは思いませんか。
人生は思った以上の成果となるのです。それにはまず夢を持つことです。その夢を目標に変えましょう。計画を立てこつこつ実践を積み重ねましょう。必ず素晴らしい人生になります。人生は思った以上になります。
vol.1027 「本物とは?偽物とは?」
vol.1027 「本物とは?偽物とは?」 2009.11.8
代表取締役社長 藤麻 一三
本物とは何でしょうか。逆に偽物とは何でしょうか。
私は本物は飽きがこないと思っています。見れば見る程よくなっていく。使えば使う程味わいが出てくるというものです。逆に偽物はその瞬間はいいのですが、すぐに飽きられてしまいます。使えばすぐに傷んできます。
例えば店舗の改装です。見た目はいいのですが、安い素材を使って表面だけつくろっています。その時はきれいなのですが、すぐに飽きてしまうのです。すぐに痛んでくるのです。飽きられないためには質を高めることです。質(素材)を高めれば高めるほど味が出てきます。手入れをすればする程輝きを増すのです。物は質を上げると本物になります。
では本者と偽者はどうでしょうか。
やはり本者は付き合えば付き合う程その人の魅力が伝わってきます。その人と同じ時間と空間を共有したいと感じます。本者は人のお役に立ちます。噛めば噛むほど味が出てくるするめのようなものでしょうか。偽者はその場は楽しいかもしれませんが、付き合えば付き合う程ぼろが出てきます。ガムみたいなものです。最初はおいしいのですが、噛めば噛むほど味がなくなるのです。最後は捨てられてしまいます。さらに人に迷惑をかけます。人から搾取します。
本者は人に与えます。だから人のお役に立ち感謝されます。質を上げると本物になります。人間の「質」を上げるにはどうしたらいいのでしょうか。まさしくこれが「人間力」です。人間力アップこそ本者への道です。本者になるための準備をしましょう。自己を磨きましょう。
本者を目指して、夢を抱いてそれに向かって努力をしている人は素晴らしいですね。夢中で取り組んでいる人は素晴らしい。そんな人に触れると感動します。諦めずやり続けている人は素晴らしい。成功の秘訣は成功するまでやり続けることです。その取り組み(過程)が大切です。そしてその結果も大切です。本者は物心両面の成果を目指します。
皆さん本者ですか。厳し~い。
vol.1026 「今日は母の命日なんです」
vol.1026 「今日は母の命日なんです」 2009.11.2
さざん亭モール周南店 岡本 裕子
ある日の21時過ぎ、めがねをかけたおばさんが店に入って来られました。このお客様は3ヶ月から半月に1回くらいいつもこの時間に来られる方です。料理を頼み、ビールを飲みながら、たたずんでいるような、何か考え事をされているようでした。勝手な想像ですが、お父さんと喧嘩して憂さ晴らしに1人で飲みにきたのかな?と遠くから眺めながらそう思いました。私はパソコンで打つものがあったので事務所に行きました。
しばらくしてホールへ戻ると、その方がちょうどお帰りになるところでした。
「ここの人は若い人ばかりね。」と話しかけられたので「私こうみえて意外に歳とってますよ(笑)」「うふふ。そうなの?お昼の人も若い人ばかりなの?」と聞かれたので「はい、私より少し年上のお姉様方がたくさんおられます。」というと笑われていました。そのお客様が「今日はこんな遅くに来てごめんね。実は今日亡くなった母の命日なんです。母とよくここに食べに来てたから来たくなっちゃって・・・。」と言われました。「そうなんですかぁ。お母さんもきっと側におられたと思いますよ。」と言うと目をうるませて「ンもう!じゃあ、また来るわね。」と言って帰られました。
私はこのとき“お客様はそれぞれいろんな思いをもって店に来てくださるんだなぁ”とつくづく思いました。お友達と久しぶりに会ってワイワイ会話を楽しむ人、デートでさざん亭に来たカップル、母の命日に思い出に浸りたくて来る人・・・何も花一輪はできませんでしたがいろんなことを考えさせられました。それぞれのシーンにあわせてお客様に感動を与えられるような接客員になりたいです。
vol.1025 「1週間に1回のミーティング~社員成長の記録」
vol.1025「1週間に1回のミーティング~社員成長の記録」2009.11.2
さざん亭徳山店 石田 純司
入社して2年目の粟本純平君・竹重祐子さん。2人の成長が嬉しく思い、又自分自身の教育に対する考え方の変化も感じている最近です。今期の売上に関する方針の中に、『顔と名前の一致する顧客づくり』があります。具体的には、前期できなかった顧客づくりの再チャレンジで、1週間に1回のミーティングを柱にしています。
①個人レベルで取り組み、フレンドリーな対話。お客様の特徴をつかみ情報を残す。
②ミーティングにより、情報の共有化を図り顧客リストの作成
③個人的なお得意様からスタッフ共有の財産へ
以上の3つの狙いです。
すでにミーティングは13回を数えました。その中で、私は粟本君と竹重さんの成長にビックリさせられました。最初の間は、参加するだけで意見等はでてきませんでした。
しかし、ミーティングを通して少しずつですが、私自身の考えや粟本君・竹重さんに対する要望を伝えていくと、2人はそれに応えようとし、私にどうしたらお客様と上手くコミュニケーションが取れるのか?どうやったらお名前を聞くことが出来るのか?などなど、聞いてくるようになりました。
この事で私はすごく反省しました。今まで2人に「何をしなさい・こうしなさい」とか言っているつもりで、具体的には何も言えていなかったのではないだろうか?自分自身が何をさせるのか、何を求めているのかを具体的に考えていなかったのではないかと?
先日粟本君が、アイドルタイムによく来られる常連様にコーヒーのご注文を頂いた時です、『サービスで出してお名前を聞いて話しても良いですか?』と私に聞き行動してくれました。粟本君はおばちゃま達から人気で、直接私にお褒めの言葉を頂く事がよくあります。
竹重さんには、常連様のファンがつき店内に入るなり、「祐子ちゃんは居るかねぇ~」と竹重さんを目当てに来店してくださる原田様がいます。他にも数多くのファンをつかまえています。竹重さんは今では責任感も芽生え、色々な業務もこなしていくようになりました。そんな社員の成長は本当に嬉しいし誇りにも思えます。
又この陰には私をサポートしてくれている中村副長の存在があります。副長は2人の後輩の面倒をよく見てくれ、失敗談や経験談をよく話しています。副長の良さは、言われた事があると即行動です。私には無い良いものを持ち、持ち前の明るさで徳山店を盛り上げています。
ミーティングをすることで、粟本君・竹重さんを始めスタッフ全員がやるべき事が明確に判り始めた気がしています。また従業員のモチベーションアップやコミュニケーションにも繋がっています。私自身、教育『人を育てる』とはどういうことかを考える機会にもなりました。顧客リストと言う財産をもっともっと増やし、末永くお客様に愛される店、活気のある地域1番店を目指し、みんなで力をあわせ行動しようと改めて思いました。
vol.1024 「お客様への配慮」
vol.1024 「お客様への配慮」 2009.11.1
さざん亭徳山店 中村 英太郎
先日のお客様からの【ご意見はがき】でお褒めの言葉をいただきました。
「こちらの店の副店長の中村さんは、とても接客の良い方で感心致しました。順番を書くのを私が忘れていたのですが、『気がつかないで申し訳ありません。』と言われ、こちらの方が申し訳なく思わされました。ありがとうございました。」
…ランチタイムでウエイティングのお客様が4組残すところになっていました。 そんな中、H様がお母様とお二人でご来店されました。
ご来店は目に留まったのですが、ウエイティングカードにはお名前の記入をされていませんでした。そして後からもお客様が来店され、本来H様の記入欄に違うお客様のお名前が書かれていました。私たちはお客様のお名前は直ぐに聞きカードに記入するのが当たり前なのですが、私はH様にメニューを持っていく際にひそかにお名前だけ確認を取り、あえて記入しませんでした。その日は客席の回転もスムーズに行き、席が3席片付いた時点でH様を含む前後3組のお客様を同時に席にご案内しました。
たまたまお茶も私がお出しする事ができ、H様から「すいませんでしたね。」とお言葉をいただきました。本来ならお客様に安心して待ってもらうためにはお名前をお伺いしなければなりませんが、状況を私なりに判断した結果、後からお名前をお伺いしました。その事でお客様からお礼をいただけるとは思いもしませんでした。お客様からのお褒めの言葉は嬉しいの一言です。
私は今までフジマグループの沢山の店舗で勤務させていただきました。たくさんの失敗もしましたが、その経験のお陰で色々と勉強になり糧となっているのも事実です。
今は石田店長のもと日々勉強をさせてもらっていますが、店長のお客様に対する姿勢などまだまだ学ばなければならない事も沢山あります。
これからもお客様に花一輪添えることはもちろんのこと、社員さんにも花一輪を精神で接していきたいと思います。
vol.1023 「古川さん奮闘記」
vol.1023 「古川さん奮闘記」 2009.10.26
さざん亭モール周南店 岩崎 真美
月曜日のランチタイムのピークが終わったときのことでした。洗い場の天河さんがゴミを捨てに行こうとしていたら、小学生が通路で吐いているのを見つけました。私は気になり駆けつけて「だ、大丈夫?」と声をかけましたが、小学生は吐き続けていました。どうしたらいいか判らず私の頭の中はパニック状態。あたりは「大変!大変!」と大騒ぎ。山本副長は入金に行ってて不在。
そうしたら、パートの古川さん森野さんが駆けつけてきて、古川さんが「お母さんは?一人かね?どうしたかね?」と話しかけました。私はとりあえずお水を取りに行き通路に戻りましたが、古川さんの姿がありません。森野さんに聞いてみると「ゲームセンターにお母さん呼びに行った。」との事。御手洗いから帰ってきた吉村さんがサマンサ事務所に連絡をしました。
5分位すると古川さんが、お母さんらしき人と、なんとサマンサの人まで連れて戻ってきました。古川さんに話を聞くと「お母さんがゲームセンターにいると聞いたから呼びまわって見つけてきたよ。」とさらっと言いました。「この人すごい!」係員に頼らず自らの力でお母さんを見つけ出したこと、サマンサの人を内線を使わず呼んで来たことの行動力・判断。日頃共に仕事しているのですが、こんないいところもあるんだなぁと感動しました。
そしてサマンサの人達。嫌な顔せず黙々と仕事をしている姿。いつも今回のような状況で俊敏に嫌な顔せずこなす山本副長の姿をホールで見ている為、サマンサの人達の仕事振りには、私は胸が痛くなりました。
私はさざん亭モール周南店に入って6年目。古川さんに対する思いや存在感が増して、私自身見習なければならない課題が出来て貴重な体験をした一日でした。これから私も花一輪を咲かせていきたいと思います。古川さん!こんな未熟な私ですがこれからもどうぞよろしくお願いします。
vol.1022 「チップ」
vol.1022 「チップ」 2009.10.26
さざん亭モール周南店 岡本 裕子
17日土曜の夜、あまり見慣れない5人家族の方が来られました。お茶を準備していると強面のお父さんがしぶい声で「トイレはどこですか?」と私に言われました。「出られて右の奥でございます。」と説明するとスタスタとトイレへ行かれました。そのお父さんの第一印象は“あのお父さん恐いわぁ・・・粗相のないように気をつけよう”でした。そのお父さんは無表情で(元からそんな顔なのかもしれませんが・・・)無精ひげでサングラスをかけていました。
注文をとっていると2歳くらいの娘さんに「1万円でいいか?」と聞いていました。私が注文をとり終えると恐い顔のお父さんが「ハイ、チップ」と言っておもちゃの1万円を私にくれました。突然のことにびっくりしましたが「ありがとうございます。実はこういうおもちゃの小さい1万円ほしくてずっと探してたんです。探したけどどこにもなくて・・・だから本当にうれしいです!ありがとうございます!」と本当にうれしくてちょっと興奮吟味で言いました。
なぜ見たら一発でおもちゃとわかるような1万円を探していたかというと、合コンの時や友達と食事に行った時など支払いの時にギャグで出したらうけるだろうなぁと思っていたからです。 お客様も予想外に私が喜んだのでびっくりされていました。でもとてもなごやかな雰囲気になりました。次の料理を運ぶと2歳くらいのお子さんが「ハイ」と言って私におもちゃの2千円札をくれました。「まぁ!こんなにチップくれるの?ありがとう。」と言うとお父さんやお母さんが笑っていました。ほしかった1万円のほかに2千円札をもらったので私は思わず「うれしいな!ヤッター!」と言いました。
最後の料理を持っていくとお父さんが「ハイ」と私に1万円札を差し出しました。今度は小さいおもちゃの1万円ではなく大きさもそのままで諭吉さんも描かれていました。私は「えっ!!マジ!?」と驚きました。でもよく見ると大きさも絵柄もとってもリアルなおもちゃの1万円でした。(正直がっくり・・・)偽物とわかりテンションは急降下です。「あっ、あ・・・ありがとう」というと「あっ、やっぱりお姉ちゃんわかった?あははは」と笑われました。心の中でヤラレターー!と思いました。「でもこのリアルな偽1万円札も使えそうですね!ありがとうございます。ところでどこで売ってるんですか?」ちゃっかり聞く私です。会話が盛り上がりました。
もらってばかりでは悪いので何かお返ししたいなぁと思った私はいろいろ考えて自分の財布の中におもちゃの小判が入っていることを思い出しました。これをあげたらきっと喜ぶしウケるぞ!と思った私はさっそくその御家族の所へ行き「もらってばかりで悪いからお礼にこれあげるね。」と小判を娘さんにあげました。本当にありそうな小判だったのでお父さんやお母さんは一瞬止まっておられましたが「偽物の小判です。うふ」仕返し大成功です。お母さんは「本当にこういうの集めるの好きなんじゃね。うふふ」と笑われていました。お子様も違う種類のお金が増えて喜んでくれたと思います。
偽札のチップからお客様の距離が縮まったように思います。楽しい雰囲気でお食事されて嬉しいです。強面のお父さんもおちゃめなところがあるんですね。人は見かけによりませんね。偽1万円札はファッションセンターしまむらに売ってあるそうです。今度買いにいこうっと。
vol.1021 「逆説の10ヵ条(それでもやはり)」
vol.1021 「逆説の10ヵ条(それでもやはり)」 2009.10.18
代表取締役社長 藤麻 一三
『逆説の10ヵ条』
人は気まぐれで、わからずやで、いつも自分のことしか頭にない。
それでもやはり、人を愛そう。
良いことをすると、何か下心があるに違いないと人は勘ぐる。
それでもやはり、良いことをしよう。
成功すると、うわべだけの友と本当の敵ができる。
それでもやはり、成功しよう。
今日良いことをしても、明日になれば忘れられてしまう。
それでもやはり、良いことをしよう。
正直かつ率直に行動すると足をすくわれやすい。
それでもやはり、正直かつ率直に行動しよう。
壮大な人物が壮大な夢を描いても、往々にしてちっぽけな連中のちっぽけな了見につぶされてしまう。
それでもやはり、壮大な夢を描こう。
人は敗者には同情するが勝者にしか従わない。
それでもやはり、敗者のために闘おう。
何年もかけて築き上げたものが一夜にして崩れ去ることもある。
それでもやはり、築き上げよう。
困っている人に救いの手を差し伸べてもいつか恩を仇で返されるかもしれない。
それでもやはり、困っている人には救いの手を差し伸べよう。
世のため人のために精一杯尽くしても理解を得られるとは限らない。
それでもやはり、世のため人のために精一杯尽くそう。
ケント・M・キース