カテゴリー別アーカイブ: 花一輪-vol.1151~1160

vol.1160 「端午の節句」

vol.1160 「端午の節句」
本社管理部 前田 正幸

5月4日にベルゼで初孫の端午の節句の祝いをさせていただきましたが、その際、温かい対応をしていただいたので紹介させていただきます。
まずは、先般ベルゼでの花一輪に登場された、ベルゼで一番若い接客係の原のぞみさんの「おもてなし」についてですが、宴会の開始早々、記念撮影をしようとカメラを手に取った次の瞬間、明るい声で「私、撮りましょう!」と声がしました。片手で主役の孫をあやしながらの撮影でしたが、仕上がりも、バッチリでした。
さらに、会食に入って早々の事、「一人、生の魚介類が苦手な者がいるので、メニュー表でもあればお願いしたいのですが….」との問いかけに対しても、すぐに「メニュー表はありませんが、松本部長に相談してきます.」とのこと。それから、わずかな時間の後、運ばれてきたのが、天ぷら、ちらし寿司、煮魚でした。速やかなこの対応には、美味しくいただいた本人はもとより,みんな嬉しくなりました。
おいしい料理もさることながら、素早いありがたい対応に、皆さんから「堪能しました。またお邪魔したいです。」との言葉を聞き、私も思わず鼻が高くなりました。
松本顧問、原さんをはじめ、ベルゼスタッフのみなさんのお蔭で、記憶に残る大満足の初節句を行うことができました。この場を借りて改めてお礼を言わせていただきます。
ありがとうございました!

vol.1159 「下二桁運動に参加して」

vol.1159 「下二桁運動に参加して」
さざん亭徳山店 竹内 豊 & 林 一博

今回、初めて下二桁運動に参加して、いつもとは違う接客ができ、とても新鮮でした。老人ホームの食事では寿司が出ることがあまりなく、何を食べたいかアンケートをとったら、寿司が一番だったそうです。その願いを叶えることができ、また下二桁運動に参加することができ嬉しかったです。お客様もとても喜んでおられて、中には私たちを仏様のように拝んでいる方もおられました。
また、いつもとは違う仕事仲間、先輩方と仕事ができ、とても勉強になりました。特に川嵜副支配人の接客姿に私は感動しました。近くで見ていて、“お客様とお知り合いなのかな”と思うくらい、お客様との距離が近く“私もこんな接客をしよう”と思いました。
今回の下二桁運動で学んだことを業務で活かして、これからも食を通してお客様に感動を与えていきたいと思います。           (竹内 豊)

今回初めて下二桁運動に参加させてもらいました。清水マネジャーをはじめ、のん太鮨、ベルゼの方々がテキパキとした会場準備をしていく姿を見て、どうしたらおじいちゃん、おばあちゃんに喜んでいただけるかを、本気で考えている気持ちが私にも伝わってきました。
本番が始まりマグロの解体ショーを目の前で見たのですが、太鼓での雰囲気作り、清水マネジャーの解説で会場はとても盛り上がりました。おじいちゃん、おばあちゃんの顔を見ると、イキイキとして楽しそうに笑っておられました。私も楽しい気持ちになりました。
実際に寿司を食べて頂いたのですが、ネタが新鮮なのが見て分かるほどで、解体したマグロは脂がのって提供する私まで食べたくなりました。お食事中に話しかけたら、「今日はこんなおいしいもの食べさせてくれてありがとう。元気になった。感謝しているよ。」と言われ本当に嬉しかったです。
施設のスタッフさんもすごく喜んでくださり、私は心の底から“参加できて良かった”と思ったのと同時に、先輩方や上司の方の動きを見て、自分に足りなかった積極性やお店とは違う形の接客を体験することが出来ました。入社してすぐにこんな経験をさせていただき、ありがとうございました。また来年も参加して多くの笑顔を見たいです。              (林 一博)

2015.07.12

vol.1158 「食の安全」

vol.1158 「食の安全」
仕出し周南店 福田 雅貴

今回は、あるパートさんの勇気を紹介します。
皆さんも、安全の為に会社指定の滑りにくい安全靴を使用していると思います。当然仕出し周南店も全員活用していますが、普通色は黒が定番ですね。何故?そうです。汚れが目立ちにくいからです。
私の知る限り、安全靴導入後初めて、白色靴の発注依頼を受けました。何故と思いつつも発注しました。納品後使用されると、周囲の方は「汚れが目立つのに」とか、「一人だけ」とか、色々と陰での意見がチラホラ。本人にさりげなく聞いて見ると、何と「汚れたらすぐ気付き綺麗に出来る。」「何時も清潔でしょう!」との返答。コレには参った。固定感念をみごとに打ち破り、柔軟性を発揮。確かに仕事も几帳面だ!
梅雨時、食中毒を警戒し何時も注意しているが、朝礼で紹介し改めて、安全への意識付けが出来ました。
良い意味で実例を提供して頂いたS.Oさんに感謝です。年齢は私と同い年ですが……へへへ!ばらした。

2015.07.12

vol.1157 「お辞儀」

vol.1157 「お辞儀」
本社管理部 前田 正幸

本日、お昼前に社長に来客がありました。私は、昼食の弁当を食べ終えた後、天気も良かったので本社の周辺をぶらぶらしていました。
そうしていると、社長との打合せを完了した来客の若い男性が、二階から階段を下りてきました。彼は、会社から20メートル程度行ったところで、突然振り向いたと思えば、次の瞬間、本社に向かって深々とおじぎをされたのです。
私は、初めての光景であり、嬉しくなり思わず「お疲れ様です。気を付けて帰って下さい。」と声をかけていました。するとその青年は私に対しても、満面の笑顔で、深々とお辞儀を返されました。そういう状況も相まって、その青年がとても輝いて見えると同時に、すがすがしい気持ちになりました。
当社の経営理念にもある「感謝の気持ちを忘れず、誠意と熱意を持って、お客様に最高のサービスを提供します」に通じる行動のように感じました。“なかなか真似のできる行動ではないかな”と思いつつ、何より「感謝」の気持ちを忘れないことが大切だと改めて思いました。
今日の天気のように、いつまでも爽やかさの残る出来事でした。

201507.12

vol.1156 「やりがいのある仕事」

vol.1156 「やりがいのある仕事」
ベルゼ 原 希美

私は高校を卒業し就職しましたが、その会社は決められた事をただ黙々とするだけでした。何も考えず毎日時間が過ぎて、終業時間を待つだけの勤務でした。楽しくなかったのか、体調を崩し入院もしました。結局、体の事を考えて、会社を辞めました。そんな時、高校の時に短期間アルバイトをさせてもらっていたベルゼで、もう一度働かせてもらう事になりました。

高校の頃は、それまでアルバイトもしたことがなく、何もかもが初めてで、宴会の準備は勿論、お客様への接し方も分からず、会話も出来ず、毎回ポカーンの連続でした。 今では先輩達の指導のお陰もあり、見様見真似でしてきた事も徐々に身についてきました。またお客樣に顔も覚えていただき、「のんちゃ~ん!」と呼ばれ、お話も出来る様になりました。

まだまだ分からない事も沢山あり、お客様や先輩方に迷惑を掛けてしまう事もありますが、「若いから仕方ないね~。」と言われるのではなく、「若いのにしっかりしてるね!」と言われる様に、これからも頑張りたいと思います。

2015.06.25

vol.1155 「ネタ切り超人」

vol.1155 「ネタ切り超人」
のん太鮨下松店 石田 純司

のんた鮨下松店は、皆さんご承知の通り、顔はとっても強面なんですが(笑)、心はすごく優しく従業員想いの中内調理長が、男の背中を見せてくれています。

私が下松店に赴任して来て1年が経ちましたが、何せ下松店はバックヤード・厨房・店内はコンパクトで、日々物の置き場・厨房機器の配置等で苦難が生じます。でも中内調理長の素晴らしいアイデア・工夫で見事にその悩むところを改善してくれています。

ある日、「これ凄い考えで工夫していますね~。」とフジマックの清水さん(MGか?と思うくらい名前も一緒で背が高い)。清水さんの見ている先には、家庭用パラソル物干しに、シャリシートを干しているものがありました。それは紐でつるし、通行に邪魔な時は天井近くまで吊り上げられるよう、紐を引っ張ればスイスイと上がるよう工夫がしてあるのです。清水さんはそれを見て「達人ですね。勉強になります」と一言!確かに普通では思いつかない事です。それを難なく考え、そして実行に移す調理長がチョー凄い!まさに感動です。

先日もお店で使っている二層式の洗濯機が壊れ、仕方なく購入させていただきました。お店の裏に置くため、雨ざらしになるので壊れるのが早いのかと調理長と話していたら、すぐさま使わなくなったメタルラックに、ブルーシートを横と上に貼り付け、その中に洗濯機を収納し、雨よけを難なく作ったのです。本当に凄い!速攻で行動、ビックリします。

調理の面やお店の営業、そして今までの培った経験等々も、本当に日々私は勉強をさせていただいています。 調理長も今年65歳を迎えます。最近、体の調子も悪くなることもあり心配ですが、まだまだ私は習うことは山ほどあります。下松店の売り上げが好調なのも、調理長の魚を捌き美味しいネタにし、お客様に喜んでもらおうとする気持ち、そして従業員に対しての優しい思いやりがあるからこそだと思います。これからもまだまだお店を支えて頂かないと大変困ります。老体にムチ打ちながら、寝たきり老人ではなく、ネタ切り超人を継続してください!

各店にも色々な工夫をしてお店を下支えてくださる従業員さんが沢山いると思います。みんなどこかでお店の事を考え、お店の役に立ちたいと思っています。
私も素晴らしい従業員さんに感謝しながら、お店で明るく楽しくチーム一丸となって営業していきます。

2015.06.11

vol.1154 「より良い時間を過ごしていただくために」

vol.1154 「より良い時間を過ごしていただくために」~パートさん同士で相談
さざん亭柳井店 村中 智美

先日、いつものようにデシャップをしていると、刺身が通常より細かく切られていることに気がつきました。

その料理を注文されたお客様は、さざん亭柳井店では有名な常連様です。最初にホールのパートさんが刺身を残されていることに気が付き、それから厨房にそのことを伝えて、刺身は食べやすいように細かく切るようになったそうです。そのおかげで前回は綺麗に完食されていました。

パートさん同士で意見を出し合って決められたので、とても良い事だと思いました。お客様により良い時間を過ごしていただくために、良い意見はどんどん取り入れて行きます!

2015.06.09

vol.1153 「働く喜び」

vol.1153 「働く喜び」
仕出し周南店 大石 矩子

「明日から出られる~?」前・佐々木店長からの電話でした。 その時私は、犬の散歩中に転倒し左膝骨折で入院、そして退院してから自宅療養と、長期のお休みをいただいていたのです。

“自分には戻って働ける職場がある”前店長からの電話は今でも忘れられない喜びと感激の瞬間でした。
あれから10年近い年月が流れて、仕出し周南店では私はパート勤務最古参となりました。

今でも出勤日は楽しみでなりません。しかしその気持ちが害して、厨房の男性陣からは「うるさい!」「黙れ!」とお叱りを受けるハメとなりますが・・・その事も嬉しい!年を重ねても楽しく働ける職場があるという事は、私にとって人生最上の幸せです。お客様に喜んでいただける料理の一端のお手伝いするという事も気持に張りが湧きます。

私は健康である限り頑張りたいと思っています。

2015.05.24

vol.1152 「営業」

vol.1152 「営業」
魚好人 蔵本 巌

4月のある日、2階は予約があるのですが、1階は予約が無く、19時まで暇な営業でした。しかし19時を過ぎたあたりから、4組のお客様が来られ、ほぼ満席になりました。

料理提供が一段落して、お客様からいろいろお話を聞いてみると、すべて柳井のホテルに宿泊のお客様でした。 今期に入ってから、ホテル営業をしています。「ホテルの宿泊のお客様で、外で食事をしたいというお客様がいらっしゃったら、魚好人をご紹介していただけませんでしょうか!」というお願いです。これは社長からいただいたアドバイスで、3ヶ月に1回のペースで行っています。

初めは恥ずかしくて、“行ってもダメだろう!”と自分で後ろ向きの考えばかり持っていました。そこで田村顧問にも手伝ってもらって営業していました。 先日、1人でホテル営業に行ったら、そこの社長様が笑顔で迎えて下さいました。本当に嬉しかったです。ものすごく営業に自信が付きました。

2015.05.24

vol.1151 「仕事が楽しくて」

vol.1151 「仕事が楽しくて~2年間を振り返って」
八丁櫓 玉木 綾香

私は入社して2年が過ぎました。私にとってこの2年は多くの方と出会い、多くのことを学んだ濃い日々でした。

八丁櫓は祝い事や法要など様々な用途で利用するお店なので、何のお祝いがあるのか?何回忌があるのか?等、一からの勉強でした。仕事では楽しくて嬉しいことが沢山あると共に、失敗することも多く、上手くいかない自分に腹が立ったり、“私って必要されているのかな”…等と悩んだりすることもありました。

サービス業というのは、一般の方が休みの時が仕事なので、なかなか友達と遊べません。周りの友達が羨ましく思うこともありました。
でもそれ以上に接客が好きという気持ちが大きく、お客様の笑顔を見ると幸せになれるし「美味しかったよ。」「また来るね。」そんな言葉をかけて下さるのがとても嬉しいので、どんなにきつくても頑張れるのです。

だんだん仕事にも慣れて任される仕事も増えてきました。自分の出来ることが増えたり、自分のしたことでお客様が喜んで下さったりと小さな積み重ねが自身の成長に繋がるんだと感じました。

先日、職場の教養で『三つの基本』というのがありました。自分に置き換えて考えると、“忙しいときは何かをしながら挨拶をしてしまっているな”と反省しました。入社当初の研修で『隣と合わせることを意識する』『角度を揃える』と何度も何度も練習したことを思い出しました。あいさつ一つにしろ、基本ができてないと駄目なので初心に戻り、一人一人に感謝の気持ちが伝わるように心がけたいと思います。これを読んで改めて何事も基本って大事だなと感じました。最初から完璧にできる訳がない。辛くても頑張るからこそ楽しさを実感できるんだと思います。辛かった時期を乗り越えた今、この仕事が楽しくて仕方ないです。

私がいつか教える立場になったとき、自分がしてもらって嬉しかったこと、ためになったことを伝えていきたいと思います。大好きな接客を仕事にでき、フジマに入って本当に良かったと思いました。まだまだ3年目の未熟者ですが店長、副長をはじめ、パートさんの良い所をマネし接客対応を磨いて磨いて磨いて……この人が居るから八丁櫓に来たい、そう思われるような接客員になりたいと思います。

2015.05.17