vol.1136 「お客様から社員へ チームワークが作る美味しいお寿司」

vol.1136 「お客様から社員へ~チームワークが作る美味しいお寿司」
のん太鮨下松店 赤田 礼仁

私は今25歳です。小学校5年生の時から家族5人でのん太鮨下松店にお寿司を食べに行っていました。お寿司を握っている人に大きな声で一つ一つ注文して、それを正確にかつ迅速に握っている店員さんを見て“かっこいいな!”と素直に思っていました。「どんなふうに握っているのだろう?」「どんなふうにお仕事をされているのだろう?」と観察しながら食べていたのを覚えています

そんな私は、高校は工業高校、大学は農業大学、最初の就職先はイチゴ農園、次の就職先は工事現場への営業と、自分のやってみたい事ばかりを今まででしていました。アルバイトも多種多様に経験し“自分が楽しかったと思う職に就きたい!”“いい加減身を固めなければ”と思って仕事を探していたところ、なんとあののんた鮨が求人を出しているではありませんか。“昔憧れていた仕事につける且つ飲食接客は嫌いじゃない!”と思った私はすぐに電話をして面接を受けました。そして晴れてのんた鮨下松店で働くことになり、現時点で働いて1ヶ月と半月が経ちます。

社員になって気づいたことは、お客様が食べるお寿司・お料理へのお店側からの気遣いやそれに伴う社員一人一人の思いや働きを実感しました。握り場の人は目の前にお客様がおられる中、メインとなるお寿司を握り、お客様の注文を聞き、注文のお寿司を握り、注文を軍艦さんまたはホールさんに通し、お客様が美味しくお寿司を食べられるように動いています。ホールさんはお客様の注文を配膳し、また握り場に通し、お客様が帰られると席を片付けキレイにして次のお客様をお通しし、レジを打ちソフトクリームを作りお酒を運び等々、毎日バタバタしている姿を見ます。軍艦さんは握り場の注文通りに軍艦、巻物を作り、揚げ物お汁さんに注文をして、洗い物もして卵を焼き、次の日の仕込みをしています。“魚をさばく人、シャリを炊く人、特急をする人、お皿を洗う人など、どれか一つでも欠けたらダメなんだな”と社員になって初めて気づきました。“その一人一人の働きがあるから、お客様が美味しいお寿司・お料理が食べられていたんだな”と改めて知りました。

入社して、驚きと感動と楽しさと忙しさと、1ヶ月半なりに体で感じ思ったことをそのまま書きました。まだまだ半人前の半分の半分の半分の….といった私ですが、仕事を早く覚え、戦力の一員としてやれるように頑張りますので、皆さんこれからもよろしくお願いします。

2015.04.06