フジマ

STORIES Vol.081~085

Vol.081

ディズニーワールドの偉業を体感

のん太鮨山口店 清水 猛之

11月の8日~10日、家族旅行でディズニーランドをメインに東京に行ってきました。
子供達も学校を休んで、始めての飛行機&イベントでしたので楽しみにしていました。
初日はどうしても移動に時間を費やすので、規模の小さいディズニーシーに行きました。
後の二日間はディズニーランドやお台場を回り、思い出に残る楽しい旅行でした。

1日目の「ディズニーシー」で、その日の内にお土産は買って送ってしまおうと、4人で一斉に買い、両手にお土産を抱え配送センターに向かいました。
その途中、ませた小2の娘がネックレスが欲しいと、自分でいいのを見つけ、お小遣いで買って嬉しそうにしていました。

疲労と充実感を味わいながらの久々の旅行も終え、無事に帰宅し、お土産を振り分けている時
『未来(みく)の買ったネックレスが無い。』と言い出しました。
その日は遅かったのもあり『またよく探してみんさい。』と話をして休みました。

翌日も探したそうですが見つからず、ダメもとでディズニーランドに妻が電話してみたそうです。
まず配送センターで確認を取り、遺失物センターでも確認し、浦安警察で確認という経緯でした。
妻はどのセンターの女性の電話対応も、子供の小遣い程度で買える金額の物なのに、そばに居てくれるような親切さと優しさだったそうで、感激していました。

そのネックレスですが、11月8日に遺失物センターに届け出があり、警察の方に保管されていました。
『遠方ですから、私が代わりに警察に出向きまして受け取りに参ります。』と、色んな事を含め5~6回はディズニーランドから電話があり、その都度いい方向へいい方向へと導いていただき、数日後、娘のお小遣いで買った始めてのネックレスが配送されました。
約2日間のディズニーワールドを肌で体験したことによって、その末端までの意思統一にみんなで感動し、さらに今回こういう事が起こったことで、その偉大さを改めて実感し、そのリピート率の高さが納得できました。 

私たちの店でもお客様との接点は沢山あると思います。それを見過ごさず、面倒臭がらず、自分本位にしないで、親身に対応出来たら・・・と感じます。 今日もゲストを笑顔でお迎えしましょう(^^)

Vol.082

お客様からの感謝の手紙

社長宛にお客様からのお褒めの葉書が届きました。以下はその全文です。

拝 啓
今年はやはり異常気象なのでしょうか、師走とは思えない暖かい日が続いております。
さて、突然で吃驚されたことと思いますが、去る12月12日、愚妻の誕生日でもありましたので、貴グループの「のん太鮨防府店」で夕食をすることにしました。
自宅を出る前に、家内は手提げ袋の財布の中身を確認し防府店に直行しました。
生憎、店内は満席で40分程度待つことになりました。
時間つぶしもかねて、小生は東京にいる息子夫婦宛てにメール作成を、家内は携帯電話でゲームを楽しんでいました。間もなく食事に案内され、いつものように美味しくいただかせていただきました。
食後、代金を支払おうとして財布のないことに気づいた愚妻は大慌てで、車の中を捜しましたがありませんでした。当日に限って、私も財布を持参しておらず、愚妻を残して自宅に帰ってこようとも考えました。
ところが、貴店の竹内千恵子様が、『私の方でお立替えさせていただきます。こちらにお出かけのときに持参していただければ結構です。』との返事。
一面識もない私どもを信頼していただいたことに深い感銘を受けました。
殺伐として、人間味のなくなっている社会に対し、教職に身をおいている者の一人として、責任を感じている小生には大変新鮮でうれしい出来事でした。
それにしても、このような人材を育てておられる貴店に対して改めて敬意を表したいと思い、お手紙を差し上げました。
終わりになりましたが、竹内様にくれぐれもよろしくお伝えくださいますようお願いいたしますとともに、貴店のますますのご発展を記念いたしまして、取り急ぎお礼のご挨拶とさせていただきます。          
敬 具 平成16年12月14日

株式会社フジマ 代表取締役社長 様 Y.M

 ≪その時その場の状況を判断し、お客様の気持ちになって、自分の創造と責任において対処する≫ それが【花一輪】です。

Vol.083

もう一工夫、それがプロ

                    ~Yさんちの裏技

のん太鮨防府店 S.M

今日はのん太鮨防府店のパートさん、F.Yさんの紹介をしたいと思います。
勤続5年近くになる彼女ですが、最初は握り場からスタートしました。
覚えも早くすぐに上達し、のん太鮨防府店では一番早く握ります。
もちろん形もきれいですよ!
お客様からの評判も良く、彼女が休みの日には『あのねえちゃんは今日休み?』と聞かれる程です。
今では握り場のみならず、ホール・シャリ場・軍艦などオールマイティーにこなします。

先日社長が来店され、福田マネージャーと新しく製作中の食材管理表を作っていて、ちょうどシャリの原価を調べているときのことでした。
『炊き上がったシャリはネットに付くので歩留まりを調べないと・・・。』と話をしていると、そこにFさんの一言、『米と水を入れた時に手でかき混ぜてから炊くとネットに付きませんよ。』
一同唖然・・・。本人は誰から聞いたわけでもなく、シャリ場に入った時に自分で見つけ出した<技>でした。

社長もマネージャーも電話で各店舗に現状の確認をし、手でかき混ぜるように指示しました。
本人はなにげない一言が各店舗に話が回ったので大変不安だったようですが・・・。
その後言われたとおりに炊いてみると確かにネットに付きません。
感動です!ネットに付かない事も感動ですが、それよりも教えられた通りに仕事をこなすだけでなく、もう一工夫をするFさんに感動!!

シャリを普通に炊くとネットに、握りでいうと3皿分ぐらい残ります。
それが1ヶ月、1年と続くと・・・。手でかき混ぜるだけですごいロスの軽減です。
他にもちょっとした工夫でロスが軽減されることもあるのでは・・・?
私たちもプロです。
今の仕事の一つ先、もう一工夫を考えながらより良い仕事が出来る様に頑張っていこうとあらためて考えさせられました。
Fさんの頑張りに感謝!

Vol.084

こんな事が起きるなんて

                   ~救命措置の知識の必要性

支那虎柳井店 K.K

先日私はとても貴重な体験をしました。
平日のお昼前、11時半位でした。
私は電話中だったのですが、客席を見ると食事の終わった高校生がひとり、イスから落ちて転んでいました。遠目に見ていたので“コケちょるわ”ぐらいにしか思わなかったのですが、パートのOさんが『ちょっと!チーフちょっとこっち来て!!はよう来て!!!わぁ~!!!』と大慌てで、私は“何事?”と思って転んだ彼のところに行ってみました。
すると彼は白目をむいて口から泡を吹き、激しく手足を痙攣させていました。
すぐに救急車を呼び、待つ間彼のそばで様子を見ていたのですが、みるみる顔は青ざめ、痙攣も止まり、脈はとても弱くなり、“これはまずいんじゃないか”と思いました。彼はいびきをかきはじめ、遂に呼吸が止まってしまい、心音も止まり、ぐったりしてしまいました。

しかし救急車はまだ来てくれません。
私のにわか知識では、呼吸が三分止まってしまうと命に関わると記憶していました。
店で死人が出るわけが無い!と現実を受け入れられない私は“呼吸も止まったけど心臓が止まったんじゃから心臓マッサージしないと”と思い、うろ覚えの心臓マッサージをやってみました。
15回くらい胸を押したと思うのですが、彼は『ごほっごほっ』と、息を吹き返し、私の声にも反応し、ひと安心したところで救急車が来ました。

後日、本人が元気に顔を見せてくれ、私も最初に救命措置をとった人間として、心から安心することが出来ました。ほんの10分位の出来事でしたが、後で考えると人の命に関わるとてつもなく貴重な経験だったなと、事の重大さを実感しています。

誰でも一度や二度は救命措置の講義を受けたことがあると思います。
しかしなかなかそんなこと滅多にあるわけがないと、きちんと記憶していない事がほとんどだと思います。
私もたまたま12月に自動車の免許の更新に行ったので、頂いた冊子の救命措置の部分をぱらぱらと見た程度でした。
しかしそれが運良く役に立ち大事に至らずに済みました。
が、もしも自分の大切な人や、家族や子どもが(私は独身ですが)こんな事態にあった時、ただ息のなくなっていく様を見ているだけなんて、これほど悲しい事は無いと思います。
自慢でもなんでもなく、あらためて救命の知識の必要性を感じ、原稿にさせていただきました。

Vol.085

昔々のお話です

              ~楽しさと一生懸命さが必ずお客様の心に伝わる

匿 名

昔々、25年くらい前の話です。
会長が若々しい社長の頃で、ハンサムな常務、そして「仕出しのふじま」の佐々木店長がピチンピチンの若かりし事務員さんだった頃・・・「仕出しのふじま」が「むすびのふじま」の頃の話です。
(若い社員さん方は生まれてもいない頃の話、社長も大学生活を謳歌しておられた頃?)

「むすびのふじま」は今の八丁櫓の隣に工場がありました。
その頃、ミニショップ(「むすびのふじま」の看板を掲げた1坪くらいの小さなお店)があちこちにあり、むすびや弁当を売っていました。

ある日、売り場の店員さんが急に休みになり、ショップを休業するわけにはいかない!という事で、若い頃から強引な佐々木店長は、ある主婦を急ぎで、にわか店員に要請しました。
ったく!急なんだから・・・それでも好奇心旺盛なその主婦はミニショップに一人立ち、
弁当の山に驚きながら“売らなきゃ!”と一生懸命。
一つ、二つと売れていく中、お客様から『新人さん?』『初めて見る顔。』とか言われながら、『初日ですからね。全部売らなきゃ帰れません!ご協力お願いします。』と元気でまん丸いニコニコマークみたいな主婦。完売が目標です。

1時過ぎになって弁当が2個残りました。“あーあ”・・・そこへ一人の若い工員さんが『一つ下さーい!』
お弁当を包みながら工員さんに聞こえるような独り言・・・
『一つ残ったお弁当が可愛そう!』

“何言ってるのこのオバサン!”目が点の工員さん。そのまま弁当袋を持って帰られました。
たった一つ残った弁当はいかにも「売れ残り」。
私が買おうかと思っていると、5分後『可愛そうな弁当を買いに来ました~!』
ニコニコ笑いながら、さっきの工員さんがお客様を一人連れて来て下さいました。
楽しさと一生懸命さが、お客さまの心に必ず伝わると言う喜びを、その主婦は体験し、子育てが済んだ頃、接客業に進みましたとさ!
さて、その主婦とはだれでしょう??

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