vol.1142 「慢心せず感謝の気持ちを忘れずに~愛情を持って接することは心のふれあい」
のん太鮨下松店 藤井 元貴
2009年4月に㈱フジマに入社して6年が経ちました。20代だった私も今では30代…。月日が経つのは早いものです。
2年前の6月、丁度30歳の時にのん太鮨下松店に転勤しました。しかし転勤してから、ある壁にぶつかってしまいました。それは人との接し方です。今まではとにかく押しの一手でした。たしかにそれでも通用していた部分もありましたが、“お店も変わり環境が変わればそれでは通用しない。なにかを変えないといけない。どうしたらよいか?”と常に考えていました。
そんな中、子育てをしている時、子供がなかなかいう事を聞いてくれない事がありました。それが原因でついつい家族にあたってしまうことも…。でも悪いのはこちらです。それを気づかせてくれたのは家族でした。子供は本当に正直です。愛情をもって接しなければこちらの呼び掛けには答えてくれません。そのことに気づいてからです。愛情を持って接していく事は心のふれあいなんだと教わり、それはまさしく社是だと思いました。
それからはひと呼吸おいて、冷静に物事を考えて行動していく事によって自分の中でひと皮むけた気がしました。その時まさしく“職場は人間形成の場なんだな!”と思いました。
フジマグループに入社して、人として大きく成長させていただき感謝しております。それも全て周りの方たちの愛情があってのものだと思います。この度、のん太鮨下松店の副店長に就任することになり、今まで以上責任のある立場になり気が引き締まる思いです。
社長より副店長の辞令交付を受け取る際、常連様のF様が丁度お食事に来られておられました。私にとって下松のお母さんといえる存在のF様から、就任に対する激励のお言葉をいただきました。
「あなたが今その立場になったのは、周りの人のおかげという事を忘れてはいけないよ。」「決して慢心せず驕るなよ。」「周りの人の感謝の気持ちを忘れてはいけないよ。」と大変厳しくもあり、とても愛情に満ち溢れたお言葉をいただき感謝の気持ちで一杯です。
F様のお言葉の様に慢心せず、周りの方の感謝の気持ちを忘れずに仕事に取り組んでいきます。今年の秋には新しい家族も増える予定なので、今まで以上愛情をもって人と接していき、次の立場を目指して今後も顔晴っていきます。
2015.04.23