カテゴリー別アーカイブ: VOL.1071~1080

vol.1080 「花一輪の種まき」

vol.1080 「花一輪の種まき」 2011.11.06
のん太鮨パセーラ店 加藤 亮太
 今年度初め、社長より『咲かせよう!みつけよう!広げよう!今日もみんなで花一輪!』についてお話をしていただきました。正直なところ“そうなったらもっといいお店になるだろうな”という気持ちはありましたが、今一つ踏み込めずにいました。お互いの良いところをみんな気づいてはいましたが、上手く表現できない、そんな気持ちがあったのです。
 今回、日替わりで店舗ごとの『今日の花一輪』をメールで送信するということになり『今日の花一輪』について考える機会が増えました。最初は“現段階では『営業報告書』の一部分をとりあげ紹介することになるだろうな”と考えていました。でも私はそれが嫌でした。それって『つくろった花一輪』な気がしてならなかったのです。
 『今日の花一輪』を通して『お互いの良さを見つけ、認め合い、そしてそれを喜びとしてみんなが成長していく』そんな花一輪がもっといっぱい咲いてほしい。そんな思いから、パセーラ店では、『今日私が見つけた花一輪』という用紙をいっぱい作りました。お客様とのつながりを通して感じた事、従業員間で嬉しく感じた事、『ありがとう』と思ったこと、それを用紙に書いて提出してもらう事にしました。そして朝礼で「是非皆さん花一輪投稿してください。」とお話をさせていただきました。
 その日の営業終了後、投稿箱の中を見ると一枚の投稿用紙が入っていました。「私が時間までにできなかった仕事をやってくださってありがとう」という内容でした。
 もしかするとそれって『当たり前』のことかもしれません。けれど『当たり前』って思うと花一輪を見つけることもできないと思うのです。そんな『当たり前』のように思えるかもしれないことを、「ありがとう」と書いてくれた事。それを見た時嬉しくてしかたがありませんでした。始めて良かったと思いました。
 実際のところ、投稿数はまだまだ少ないです。でもそんな思いをもってくださるスタッフがパセーラ店に居る事を誇りに思います。そしてその思いを広げていきたい。だからこそこの『今日花一輪投稿用紙』は続けていきたいです。
 「花一輪を広げる花一輪をありがとう」それが私の一番に感じた花一輪です。

vol.1079 「センスいいですね!」

vol.1079 「センスいいですね!」  2011.10.31
のん太鮨パセーラ店 加藤 亮太
のん太鮨パセーラ店はお車ではなく、電車やバスといった公共交通機関を利用してご来店される方が多くいらっしゃいます。そのため、ディナータイムにはビールや熱燗などのお酒を中心としたご注文が大半です。そこで!10月より『ディナータイム限定一品メニュー』を始める事にし、少しでも売り上げにつなげられるよう日々奮闘しています。
ホールスタッフさんには毎日それぞれの『私のおすすめメニュー』を決めてもらい、そのメニューの『販売担当』となってお客様におすすめしていく、という取組みを行っているのですが、「私たちも何かやろうではないか!」と握り場内でも盛り上がり、あれこれと思案していると、当店美術担当(?)の井上さんが「一つアイデアがあります。」とニヤリ。数日後には、おすすめ一品メニューが一つ一つ丁寧に書き込まれた扇子が完成していました。
花一輪のタイトルはそれを見た私が言ったセリフなのですが(シャレではありません)思わずそう言ってしまうほどに本当に素晴らしい作品でした。早速BOX席に設置したのですが、“それだけじゃぁ面白くないなぁ”とホールさん一人一人に扇子を持ってもらうことにしました。何を注文しようか悩んでおられる方に気づいたら、「こんなメニューもありますよ。」と扇子を開きながらおすすめする、という大胆な作戦にでることにしたのです。
予想通りお客様は最初あっけにとられたような顔をされていましたが、その後「じゃあ、それもらおうか!」とニッコリ。井上さんの扇子をきっかけにお客様にも従業員にも笑顔が生まれ、大変嬉しく思います。

・・さぁて、井上さん、今度は何を企みましょうかねぇ(笑)
vol1079

vol.1078 「みんな一緒に『いらっしゃいませ!』」

vol.1078 「みんな一緒に『いらっしゃいませ!』」 2011.10.20
のん太鮨下松店 相川 諒
 オーダーとウェイティングが落ち着いてきたある土曜日の15時頃の事です。BOX32番席で、おじいちゃんとおばあちゃんに、お父さんとお母さん、それと3歳くらいの男の子の5人家族がお食事をされていました。
 もうお鮨は食べ終え、デザートを食べられていたのですが、男の子が小さな声で、私たちが「いらっしゃいませ」や「〇〇一丁」と声を掛け合っているのを真似しているのに気がつきました。小さな声だったのですが、私だけでなく握り場の人や軍艦さんも男の子が真似しているのに気がついていて、笑顔を浮かべていました。
 そのうちに、お母さんがけしかけたのかもしれませんが(ちょっと目を離して見ていなかったのですが)、急に男の子が立ち上がると大きな声で「いらっしゃいませ!」と元気一杯に言うと、私だけでなく握り場の人、厨房内にいた人も一緒に「いらっしゃいませ!」と何と打ち合わせもなく唱和。これには店内にいた他のお客様も一斉に笑い出し、とっても和やかな空気になりました。
 後で握り場にいた店長や田中さん、軍艦場にいた西方さんに聞くと、お子様が叫びそうだったので、個々に狙っていたそうです・・・。今、私はのん太鮨下松店に配属になって約6ヶ月になりました。まだまだ覚えることがたくさんありますが、私も男の子に負けないよう元気いっぱいに、どんどん仕事を覚えていきたいと思います。

vol.1076 「お兄ちゃん!よう覚えてるね」

vol.1076 「お兄ちゃん!よう覚えてるね」 2011.10.15
のん太鮨下松店 藤本 裕史
 平日のアイドルタイムに休憩を終え握り場に入ると、月に2回くらいの頻度で来店される女性のお客様がいらっしゃいました。すでにお食事も終わり、お子様と楽しく会話をされていました。
 いつもは旦那様と2人で病院の帰りに当店を利用してくださいます。その日は旦那様が手術を受けられているという事で娘様とのご来店でした。お客様はその話を私にした後「私の旦那はのん太に来たら、いつも何を食べるっけ?」と質問されたので、いつも召し上がっている商品を私が答えると「お兄ちゃん!よう覚えてるね。」と褒めていただきました。
 私からすれば月に2回の頻度で、15時過ぎのアイドルタイムに来店されているお客様でしたので“2年も勤めていたら覚えていますよー”と心の中で思いつつ、喜ばれているお客様を見ていてとても嬉しくなりました。そして、お客様は私の覚えていた商品を折りに詰め、旦那様のお土産として上機嫌で帰って行かれました。
 2年間下松店で勤務している私の武器は、常連様の召し上がる商品をのん太鮨下松店の誰よりも把握していることだと思います。それともう一つ、私は車が好きなので、お客様のお車も大体覚えています。その武器がお客様の笑顔を作るきっかけになりとても嬉しかったです。 
 この私の武器にこれからも磨きをかけ、のん太鮨下松店に来られるお客様にもっともっと笑顔になっていただけるよう、店長・調理長のもとで日々自分磨きをしていきたいと思います。

vol.1075 「あなたに会いに食べに来たの」

vol.1075 「あなたに会いに食べに来たの」 2011.09.05
さざん亭柳井店 岡本 裕子
 8月24日、イケメン河村さんがさざん亭岩国店にヘルプに行く事になりました。急だったのでパートのおばちゃん達はびっくりしていてとても寂しがっていました。「河村さんはずっと岩国店だという訳ではなくて、時々柳井に帰ってくるのでまた会えますよ。」とみんなをなだめていました。
 そんなある日パートのTさんがさざん亭柳井店に一人でご飯を食べに来ました。カウンターに座り「河村さんにしばらく会えなくなるから会いに来た!」と言っていました。河村さんはいつものように「岩国に転勤ってわけじゃなくて柳井に仕事の時もありますからまた会えますよ。」と言うと、Tさんが「金曜まで会えないじゃない。そんなの寂しいわ。だから来たのよ。向こうでも頑張るんよ。河村さん大好きよ。」思わず「彼氏かっ!」と突っ込みたくなるようなラブコールでした。それだけみんなに可愛がられている、いや愛されている証拠です。河村さんはとても嬉しそうでした。
 後日、『今日の花一輪』にこう書かれていました。『岩国に移動するのを聞きつけてTさんが休みなのに会いに来てくれた。結局ヘルプということで柳井店にはまだ働くが、すごく嬉しかった。涙がでそうです。』
河村さんよかったですね。岩国でもしっかりキャラをいかし頑張ってくださいね。『今日の花一輪』の中にとてもいいものがあったので文章にしました。コミュニケーションをたくさんとって、いい雰囲気が多くなると嬉しいですね。さざん亭柳井店も少しずつみんなの気付きが書かれています。『今日の花一輪』を有効活用し、各店舗も仕事が円滑にできる楽しい雰囲気になっていることをお祈りします。

vol.1074 「私のやりがい」

vol.1074 「私のやりがい」 2011.09.04
さざん亭徳山 藤村 稔
 さざん亭徳山店に配属になって、少し慣れてきた時の話です。
 私は徳山店に配属になる前に、八丁櫓でアルバイトをしており、よくドリンカーを担当していました。その経験を活かし、徳山店に来てもお酒を作るときは自分なりにこだわっていつものように提供していました。
 そんな時とても嬉しいことがありました。座敷に座られた年輩の男性に焼酎のお湯割りを頼まれ持って行ったのですが、「これ凄く美味しいよ。どうやって作ったの?もういっぱい頂戴!」と言われたのです。徳山店に来て一番嬉しい出来事でした。
 生ビールの注ぎ方一つにしても、キメが細かい泡になっているか?泡の量は良いか?そしてジョッキの冷え具合も大切です。焼酎はお湯から注ぎ何回ステアするか?レモンの切り方にもこだわりが必要です。また提供する時にどのようにすれば喜ばれるのか?自分が逆にお客様の立場ならどうしてほしいのか?“細部にこだわってお客様にますます喜んでもらえたらいいな”と改めて思い知りました。
 今回は、お勧めした時やテーブルにお湯わりを持っていった時のフレンドリーさが、お酒をより美味しくしたのかも知れません。今まで、あたりまえの事だけしかやらないで、どこかでなぁなぁになっていましたが、『こだわって美味しいお酒を提供すること』それが今では私の一番のやり甲斐です。お客様の笑顔を直に感じられる職業につけてよかったと思います。
 何をするにしても、お客様に満足していただける様、感謝の気持ちを込めて、今まで以上に私なりにこだわりを持ち仕事に励んでいきます。

vol.1073 「姉さん事件です!」

vol.1073 「姉さん事件です!」 2011.08.30
のん太鮨防府店 寺田 雄太
 お盆の繁盛期が終わった頃のランチタイムの出来事です。お盆明けという事もあり、まだ店内は忙しく賑わっていました。そんな中、ボックス席に親子三世代でお食事をされているお客様がいらっしゃいました。
 いつも通りの有線のBGMに、お客様の会話、スタッフのやり取りの会話。私は鮨を握りながら子供が元気いっぱいに走り回る音が聞こえていましたが、次の瞬間お母さんが「血が出てるー!」と叫ぶ声が聞こえてきました。
 反射的に振り向くと、お母さんに抱かれている子供さんの頭部から血が出ており、床にまで垂れていました。はっきりと原因は分かりませんが、はしゃいでいてどこかで頭を打たれたようです。とっさに“ヤバイ”と感じ、握り場から急いでお客様の所に行き、“取りあえず止血しなければ”と綺麗なタオルを渡し、すぐに救急車を手配し、無事搬送されて行きました。その後お客様からお店に「お盆で防府にある実家に帰省中で、無事自宅(名古屋)に到着しました。ありがとうございました」とご連絡がありほっとしました。
 日々営業の中でも、お客様の不注意でお汁をこぼしたり、スプーンを落としたり、お子様の手や口を拭くおしぼりを探されていたり、『今』お客様が何を必要とされているのかを察知し、お客様に呼ばれてするのではなく、自ら気付き行動していくことが『お客様の期待値以上のおもてなし』に繋がるのではないかと改めて感じました。

vol.1072 「これぞ接客の歓び」

vol.1072 「これぞ接客の歓び」 2011.08.21
さざん亭三次店 濵中 一恵
 お盆も終わり、一息つきかけたある日の晩、八丁櫓の森永店長を通じて八丁櫓の常連様Y様からお電話をいただきました。電話では「今度ゆっくり話がしたいね。」と言ってくだり、以前私が八丁櫓に勤めていた頃、ご家族と一緒に飲もうと誘っていただいていたことが実現していないことなど、思い出話に花が咲きました。
 電話の途中、8月1日の『フジマグループ創立60周年記念 Wポイントカード会員様感謝の集い』の時、社長に「私の事を尋ねられたお客様がいらっしゃった。」と聞いていたので、もしやと思いY様にその旨伺ってみると、やはりそれはY様ご夫妻でした。
 次の日社長に、感謝祭の時のご夫妻がY様であった事、電話を頂いた事をメールで報告しました。すると、5分もしないうちに社長から電話を頂きました。社長との電話を終え、3年もお会いしていないお客様に覚えていてもらえる、気に掛けて頂ける、電話をして頂ける。接客という仕事の楽しさや歓び、たくさんの感動を受けることが出来ることを思い、一人ジ~ンと目頭が熱くなりました。
 そして私の報告に対してすぐに社長から返答があったことに感動しつつ、永遠の憧れ、竹内トレーナーから教わった≪若さを保つ秘訣≫を思い出しました。
 若さを保つ秘訣≪カキクケコ≫
   カ・・・感動すること
   キ・・・興味を持つこと
   ク・・・工夫をすること
   ケ・・・健康であること
   コ・・・恋心を持つこと

vol.1071 「絵本が起こした小さな奇跡」

vol.1071 「絵本が起こした小さな奇跡」2011.06.16
さざん亭柳井店 岡本 裕子
 皆さんもご存知だと思いますが、フジマグループでは被災地の人達のために、子供に笑顔の絵を描いてもらって、それを絵本にして送ろうという企画をやっています。
ある常連様のお子様にもその応募用紙を渡しました。この常連様はモール周南店にもよく来てくれていたお客様で、女優さんみたいな美人ママです。お子さんはママに似て目がぱっちりのハンサムボーイです。
 そのご家族のお食事が終わりレジで私が待っているとその美人ママが絵をもって来てくれました。「ありがとうございます。」と言って受け取ろうとすると「こんな下手な絵ですけどいいですか?」と言われるのです。「上手い下手は関係ないですよ。一生懸命描いてくれたらオッケーです。」と言って受け取りました。
 するとお母さんが「実はこの子、障がいを持っていて普段絵とか書けないんです。でも、大地震があった人達に元気になってもらうため送るんだよと言って説明したら、絵を描いてくれて・・・うれしいです。こんなことってあるんですね。私がびっくりしました。」と美人ママは目を潤ませながらおっしゃっていました。
 見た目にはどこにでもいる普通の男の子なので障がいをもっているなんて少し驚きでした。でも障がいを持っていても誰かを助けよう、喜んでもらおうという気持ちがこのような小さな奇跡を起こしたのでしょうね。私も“本当にこんなことあるんだなぁ”ととっても心が温かくなり嬉しくなりました。
 誰かに喜んでもらおう!楽しいひと時をすごしてもらおう!これは私達接客業の原動力ですよね。私達の思いもこの男の子と同じですね。
 さぁ!今日も一日お客様に笑顔で帰ってもらえるようにがんばりましょう!